CUGA® 7 and 3 in vitro Transcription Kit(NIPPONGENETECH CO.,LTDニッポンジーンテク開発製品)


Code No.製品名包装単位 希望納入価格
307-13531 CUGA® 7 in vitro Transcription Kit
20反応
30,000円
304-14641
5反応
9,000円
307-15493 CUGA® 3 in vitro Transcription Kit
20反応
30,000円
301-15491
5反応
9,000円

*本製品は日本国内でのみ有効です。
*試験研究用試薬です。
 医薬品の用途には使用できません。

製品概要

 CUGA® 7および3 in vitro Transcription Kitは独自に開発した改良型RNA Polymeraseを用いることにより、目的のRNA産物を大量かつ正確に合成できるin vitro RNA合成キットです。大量のRNAを必要とするリボプローブの作成や、正確なRNAの合成を必要とするRNA構造解析等の実験に特に有用です。

 この製品は株式会社ニッポンジーンテクで開発・製造を行い、株式会社ニッポンジーンが販売を担当しています。
株式会社ニッポンジーンテクホームページ

キット内容

保存

特長

  1. RNAの大量合成が可能
  2. 正確な長鎖・短鎖RNAを合成
  3. 鋳型の末端形状に依存しない
  4. 鋳型配列に依存しない伸長反応
  5. 正確で効率の良い標識の取込み

特長 1 : RNAの大量合成が可能

 短時間の反応で、野生型T7 RNA Polymeraseを用いた従来品の約2〜5倍のRNAを合成することが可能です(図1)。37°C、2時間で直鎖DNA鋳型から200µg以上のRNAを合成できるので、長時間の反応を必要としません(図2)。
また、1µgのRNAを合成するための費用は約5円で、非常にお得です。

図1 : 合成量の比較-1
合成産物の電気泳動写真。CUGAキットは従来品よりも合成量が多い
1 : 野生型T7 RNA Polymeraseを用いた従来品
2 : CUGA® 7 in vitro Transcription Kit

図2 : 合成量の比較-2
合成量のグラフ。CUGAキットは従来品よりも合成量が多い
CUGA® 7 in vitro Transcription Kit
従来の製品 A
従来の製品 B

特長 2 : 正確な長鎖・短鎖RNAを合成

 長鎖RNAも短鎖RNAも、同じキットで合成できます。非特異的に3'末端が伸長した異常転写産物の生成量は、野生型T7 RNA Polymeraseを用いた従来品と比べて、大変少なくなっています。

図3 : 鋳型の長さと異常転写産物
産物の電気泳動写真。長さに関係なくCUGA Kitでは目的の転写産物が得られる
A 長い鋳型(2.0 kb)
B 短い鋳型(16 b)*
異常転写産物

*東京大学医科学研究所/遺伝子動態分野/中村研究室/坂本泰一先生提供

1 : CUGA® 7 in vitro Transcription Kit
2 : 野生型T7 RNA Polymeraseを用いた従来品

特長 3 : 鋳型の末端形状に依存しない

 従来のin vitro RNA合成反応では、3'突出末端鋳型から異常なRNAが生じることが知られています。しかし、CUGA® 7 in vitro Transcription Kitでは鋳型の末端形状に依存しない正確なRNA合成が行われ、従来の製品に比べ目的のRNA量も増えています。

図4 : 鋳型の末端形状の影響
3'突出末端鋳型でもCUGA Kitでは正常な目的の産物が合成される pBluescript SK+/Sac I 0.05pmolから、野生型T7 RNA Polymeraseを用いた従来の製品とCUGA® 7 in vitro Transcription Kitを用いてRNAを合成し、1%アガロース - 2.2Mホルムアルデヒドゲルで電気泳動後、エチジウムブロマイドで染色。
1野生型T7 RNA Polymeraseを用いた従来品
2CUGA® 7 in vitro Transcription Kit
目的の転写産物
不完全な転写産物

特長 4 : 鋳型配列に依存しない伸長反応

 CUGA®7 in vitro Transcription Kit は一部のターミネーター配列を認識しませんので、不完全な RNA を作らず、目的の RNA のみが正確に得られます。

図5 : 鋳型配列中のターミネーター配列の影響
鋳型配列にターミネーター配列があってもCUGAなら大丈夫 直鎖化した鋳型DNA(下図) 0.05 pmolから従来の製品とCUGA® 7 in vitro Transcription Kitを用いてRNAを合成し、1%アガロース - 2.2Mホルムアルデヒドゲルで電気泳動後、エチジウムブロマイドで染色。
1野生型T7 RNA Polymeraseを用いた従来品
2CUGA® 7 in vitro Transcription Kit
目的の転写産物
不完全な転写産物
図 : ターミネーター配列を持つ鋳型DNA
鋳型DNAの模式図。プロモーターからPTHシグナルまでが0.9、鋳型の末端までは1.6kb
*PTH signal : Bio Heらによって報告されたヒトPTH(preproparathyroid hormone) cDNA遺伝子内に存在するT7 RNA ポリメラーゼの転写反応終結活性を持つ配列。(He, B. et. al. J. Biol.Chem., 207:30 (1998))

特長 5 : 正確で効率の良い標識の取込み

 野生型T7 RNA Polymeraseを用いた従来品よりも、正確に効率良く標識を取込むことができます。

図6 : 正確で効率の良い標識の取込み
CUGAは標識の取込み効率も良い。Cy3とBiotinの例
  • (A) Cy3™標識したリボプローブの作製におけるCy3™の蛍光強度の比較。従来品に比べてCy3™-UTPの取込み効率が良好である。
  • (B) Biotin標識リボプローブの電気泳動写真。野生型T7 RNA Polymeraseを用いた従来品では顕著に異常転写産物()が認められるが、CUGA® 7 in vitro Transcription Kitでは目的産物()が正確に転写されている。
1CUGA® 7 in vitro Transcription Kit
2野生型T7 RNA Polymeraseを用いた従来品

マニュアル

 製品のマニュアルは下記ページよりダウンロードできます。
[ニッポンジーンテク 製品関連ライブラリ]

参考文献

  1. John F. Milligan and Olke C. Uhlenbeck. Methods in Enzymology., 180 : 51-62 (1989)
  2. He, B. et al., J. Biol.Chem., 207 : 30 (1989)
  3. Molecular Cloning A LABORATORY MANUAL THIRD EDITION

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