ISOGEN, ISOGEN-LS トラブルシューティング(RNAの単離)


トラブル 対策
低収量
  • ISOGENまたはISOGEN-LS添加後の溶解(またはホモジナイゼーション)を十分に行う。
  • 得られたRNA沈殿を十分溶解する。
OD260/OD280<1.65
  • 試料に加えるISOGENまたはISOGEN-LS量を増やす。この場合、後の操作は加えたISOGENまたはISOGEN-LS量に比例して増やす。
  • ISOGENまたはISOGEN-LSによる溶解(またはホモジナイゼーション)後、室温で5分置かず、直ちにクロロホルムを加える。
  • 水相を採取する際、フェノール相を絶対に混入させない。
  • 得られたRNA沈殿を十分溶解する。
  • 試料にクロロホルムを加える前に、12K×gで5分間遠心し、沈殿物を除去した後にクロロホルムを加える。
RNAの分解
  • 新鮮な試料を用いる。
  • 細胞の場合、トリプシン消化により十分分散する。
  • 用いる溶液や容器は、加熱処理を十分行う。
  • アガロースゲル電気泳動の際、用いるホルムアルデヒドのpHが中性であることを確認する(pH3.5以下だと分解が起こる)。
DNAのコンタミ
  • 試料に加えるISOGENまたはISOGEN-LS量を増やす。この場合、後の操作は加えたISOGENまたはISOGEN-LS量に比例して増やす。
  • 得られたRNA溶液にDNAのコンタミが認められる場合には、この溶液(〜100µl)にISOGEN 1mlまたはISOGEN-LS 0.75mlを加え、再度処理を行う。
  • エタノールやDMSOなどの有機溶媒、強緩衝液、アルカリ性溶液を含む試料を用いない。


ISOGEN, ISOGEN-LS トラブルシューティング(DNA)


トラブル 対策
低収量
  • ISOGENまたはISOGEN-LS添加後の溶解(またはホモジナイゼーション)を十分に行う。
  • 得られたRNA沈殿を十分溶解する。
  • 得られたDNA溶液に不溶沈殿物が認められる場合は、不溶沈殿物をピペットの先などでくずし、55°Cにて20分保温した後遠心し、得られた上清を使用する。
OD260/OD280<1.70
  • 0.1M くえん酸ナトリウム in 10%エタノールによるDNA洗浄をもう一度行い、完全にフェノールを除去する。または、DNAをピペットでよくほぐした溶液を遠心し、上清をクロロホルム処理することもできるが、この場合には、回収率が下がることがある。
DNAの分解
  • 新鮮な試料を用いる。
  • 試料をポリトロンなどの高スピードホモジナイザーを用いてホモジナイゼーションすることは避ける。
RNAのコンタミ
  • RNA単離の際の水相を完全に除去する。
  • 0.1Mくえん酸ナトリウムin 10%エタノールによるDNA洗浄を十分行う。
不溶沈殿物が出る。
  • 抽出したDNAを滅菌蒸留水またはTE(pH8.0)で懸濁した際に、不溶沈殿物が認められるが、この場合には遠心して上清を用いる。上清から得られるDNAの収量が少ない場合には終濃度8mM水酸化ナトリウムを加えてもよい。水酸化ナトリウムを加えて懸濁することにより、不溶沈殿物が溶けやすくなることがある。さらに、純度を高めたいときには、フェノール/クロロホルム処理を行う。ただし、この場合には収量が下がることがある。


ISOGEN, ISOGEN-LS トラブルシューティング(タンパク質)


トラブル 対策
低収量
  • ISOGENまたはISOGEN-LS添加後の溶解(またはホモジナイゼーション)を十分に行う。
  • 得られたタンパク質沈殿を十分溶解する。
タンパク質の分解
  • 新鮮な試料を用いる。
PAGEでのバンドディフォーメーション
  • タンパク質沈殿の洗浄を十分に行う。

[Code No./容量] [特長] [保存条件] [使用上の注意] [参考文献] [製品添付マニュアル] [ISOGEN法の原理] [プロトコール, トラブルシューティング] [使用例]


[Product List]
[Back To Top Page]