In vitro Packaging Kit
| Code No. | 製品名 | 包装単位 | 希望納入価格 |
|---|---|---|---|
| 317-01741 | LAMBDA INN | 3回分 |
14,000円 |
LAMBDA INNは効率よくin vitroパッケージングするためのキットで、Freeze/Thaw LysateとSonicated Extractが1本のチューブに含まれているので、操作が簡便である。パッケージング効率は5×108 pfu/µg λ DNA以上である。パッケージングに用いるDNA溶液(〜1 µg/µl)の容量は最大6µlまで可能である。
(1) パッケージングの反応※1) ① Packaging Extract(Yellow tube)を-80℃のフリーザーから氷中に移し、速やかに溶解させる。 ② DNA溶液(~1 μg/μl)を1~6 μl加え、穏やかに混合する。 ③ 室温(約22℃)で1~2時間放置する。 ④ Phage Buffer※2)を0.5~1 ml加え、穏やかに混合する。(数日4℃に保存する場合はクロロホルムを一滴加える) (2)宿主菌への導入 ① 宿主菌の調製をする Ⅰ) 本キットに含まれているIndicator E.coliVCS257を用いてコロニーアイソレーションを行い、得られたE.coliVCS257の単一コロニーを2 mlのLB broth (20% マルトースを70 μl含む)に植菌し、37℃にて一晩振とう培養する。 Ⅱ) 菌液1 mlを1.5 mlのチューブに取り、遠心(1500×g、5分)し、上清を残さないように取り除き、10 mM MgCl2(またはMgSO4)0.5 mlに懸濁する。 ② パッケージング反応後のファージ液を軽く遠心(3000×g、5分)して残渣を落とし、上清の10-5希釈液※1)100 μlと、①ーⅡ)菌液100 μlを混合し、室温(約22℃)で15分間放置する。 ③ ②の反応液を約50℃に保温しておいたM Top Agar※3)3 mlと速やかに混合し、すでに固化しているLB-plateに重層する。 ④ 37℃で一晩培養する。プラークが形成される。 ※1)「パッケージング反応」に示したプロトコルはIn vitro Packaging Kit LAMBDA INNに含まれるλファージDNAを用いた対照実験の手順である。
組換えDNAのパッケージング効率が、λファージDNAのパッケージング効率より低下すると考えられる場合(目的のゲノムDNAがメチル化されている等)には、DNA溶液の希釈倍率を変える必要がある。 ※2)Phage Buffer (SM Buffer)
NaCl 2.9 g MgSO4・7H2O 1 g 1 M Tris-HCl(pH7.5) 25 ml 2% Gelatin 2.5 ml 以上にH2Oを加えて500 mlの容量とし、オートクレーブ滅菌を行い、4℃で保存する。 ※3)M (LB) Top Agar
Tryptone 10 g Yeast Extract 5 g NaCl 5 g Agar 7.5 g 以上にH2Oを加えて1 Lとし、オートクレーブ滅菌後、4℃で保存する。
使用時には、加熱融解させ、必要量を分取し濾過滅菌済みの1 M MgCl2を終濃度10 mMとなるように添加して用いる。
Packaging Extractを調製する際に混入する溶原化λファージDNAが、目的DNAのパッケージング反応時にパッケージングされ、プラークが形成されることはほとんどない。
本品は、わずかながらメチル化されたDNAを制限する活性が存在するので、高度にメチル化されたゲノムDNAのパッケージングの場合に効率が低下することがある。また、エタ沈メイトで沈澱した場合も効率が低下する。
1) Maniatis, T. et al. : "Molecular Cloning", A Laboratory Manual, 2nd ed., 2.3 (1989)
2) Rorsenberg, S. M. et al. : Gene., 38, 165 (1985)
3) Rorsenberg, S. M. et al. : Gene., 39, 313 (1987)