CUGA®7 in vitro siRNA Synthesis Kit

ニッポンジーンテク開発製品


Code No.製品名包装単位希望納入価格
販売中止 CUGA®7 in vitro siRNA Synthesis Kit
5 反応
42,000円
販売中止 CUGA®7 in vitro siRNA Synthesis Kit
20 反応
95,000円

製品概要

 CUGA®7 in vitro siRNA Synthesis Kitは、独自に開発したCUGA®7 RNAポリメラーゼを用いたin vitro転写反応によって、siRNA(small interfering RNA)を調製するキットです。
 本キットを使用することにより、大量のsiRNAを安価に調製することが可能です(25〜100 µg/1反応)。また、ほとんどの反応を1チューブで行うことができるため、非常に簡便な操作でsiRNAを調製することができます。

 この製品は株式会社ニッポンジーンテクで開発・製造を行い、株式会社ニッポンジーンが販売を担当しています。
株式会社ニッポンジーンテクホームページ

特長

1.化学合成したsiRNAと同等のRNAi効果

独自開発のCUGA®7 RNAポリメラーゼは、他社製品が採用している野生型T7 RNAポリメラーゼよりも転写反応が正確です。本キットで作製したsiRNAは、化学合成したsiRNAと同等のRNAi効果を発揮します。

2.操作が簡便

両鎖(センス鎖、アンチセンス鎖)の転写反応を1チューブ内で同時に行うため、操作がとても簡便です。
また、1日でsiRNAの作製が完了するので、多くのsiRNAを比較検討する必要があるスクリーニングに最適です。

3.大量に合成できコストパフォーマンスが良好

独自開発のCUGA®7 RNAポリメラーゼは、他社製品が採用している野生型T7 RNAポリメラーゼよりも転写効率が高く、大量に合成できます
また、1反応当たりのコストも低く、多くのsiRNAを比較検討するスクリーニングに最適です。
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原理

Step 1. ターゲット遺伝子に対するsiRNAの配列(21塩基)とT7プロモーターの相補鎖の配列(18塩基)をつないだセンス鎖、アンチセンス鎖のオリゴヌクレオチドをそれぞれ合成します。

標的配列と鋳型オリゴの位置関係
標的配列(23nt)と鋳型オリゴの位置関係は、下記の設計方法を参照
鋳型オリゴヌクレオチドの配列
両オリゴ共にNWNNNNNNNNNNNNNNNNNNNCTATAGTGAGTCGTATTAという配列

Step 2. これら2本の鋳型オリゴヌクレオチドと、キットに含まれているT7プロモーターオリゴヌクレオチド(5'-TAATACGACTCACTATAG-3')をアニーリングします。

鋳型オリゴヌクレオチドとT7プロモーターオリゴヌクレオチドのアニーリング
鋳型オリゴヌクレオチドの5'側2塩基は浮いている

Step 3. こうしてできた二本鎖DNAを鋳型にしてCUGA®7 RNAポリメラーゼによりセンス、アンチセンスのRNAを合成します。合成されたRNAは二本鎖を形成します。

CUGA®7 RNAポリメラーゼによる合成

Step 4. 二本鎖RNAをヌクレアーゼ処理し、鋳型オリゴDNA、一本鎖RNA等を分解します。

ヌクレアーゼ処理
このシステムでは転写開始点のGが5'に付加されるが、このステップで分解される

Step 5. 精製後、3'末端が2塩基突出したsiRNAとなります。

siRNA
siRNAのできあがり
↓
RNAi実験

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鋳型オリゴヌクレオチドの設計方法

鋳型オリゴDNAは、下記の手順で設計できます。

  1. 標的遺伝子のmRNA塩基配列から、siRNA作製に適した23塩基を選択します。
    (候補配列の2番目と22番目(=両端より2番目)の塩基はAまたはTである必要があります)
  2. さらに、1.で選択した23塩基のうちの5'側21塩基を選択します。
  3. 2.で選択した21塩基の3'側に、T7 promoter DNA oligonucleotideの相補鎖(5'-CTATAGTGAGTCGTATTA-3')を追加します。
    これをSense RNA template oligonucleotideの塩基配列とします。
  4. 1.で選択した23塩基のうちの3'側21塩基を選択します。
  5. 4.で選択した21塩基の配列の相補鎖を作製します。
  6. 5.で作製した相補鎖の3'側に、T7 promoter DNA oligonucleotideの相補鎖を追加します。
    これをAntisense RNA template oligonucleotideの塩基配列とします。

実験データ1 [化学合成および野生型T7 RNAポリメラーゼによるsiRNAとの比較]

 5×104個のHeLa細胞に対して、pGL3-Control(1µg)、 pRL-TK(0.1µg)と、"Control siRNA duplex, Firefly Luciferase GL3"、CUGA®7 RNA ポリメラーゼ、または野生型T7 RNA ポリメラーゼで合成したsiRNA(終濃度10nM、0.1nM)をリポフェクション法を用いて同時導入し、24時間後にルシフェラーゼ活性を測定してRNAi効果を確認した。

結果 : [siRNA]=10nMだと抑制効果はどれも変わらないが、[siRNA]=1nMまで下げると野生型T7 RNA ポリメラーゼで合成したsiRNAは効果が劣る

 

 

 

 

 

 

 

 

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実験データ2 [化学合成siRNAとの比較(ポリアクリルアミドゲル電気泳動)]

 CUGA®7 in vitro siRNA Systhesis Kitで合成したsiRNA、および化学合成したsiRNAを、未変性ポリアクリルアミドゲルで電気泳動した。

CUGAで合成したsiRNAもメインバンドは一本
  • 左 : CUGA®7 in vitro siRNA Synthesis Kit
  • 右 : 化学合成siRNA*

*化学合成siRNAの末端突出部位がdTdTであるため泳動度が異なる

実験データ3 [化学合成siRNAとの比較 (Human cdk1)]

 1×106個のHeLa細胞に対して、CUGA®7 in vitro siRNA Synthesis Kitで合成したsiRNAおよび化学合成siRNA "Control siRNA duplex, Human cdk1"(終濃度1µM)をエレクトロポレーション法を用いて導入した。24時間後に細胞を回収し、タンパク定量、SDS-PAGE、Western Blottingを行い、cdk1およびGAPDH(Control)の発現量を比較した。

Western Blotしてみると、GAPDHはどれもよく発現しているが、化学合成のcdk1 siRNAを作用させたサンプルではcdk1のバンドは検出できず、CUGAで合成したsiRNAを作用させたサンプルでもバンドはきわめて薄い。
  1. Negative Control (No transfection)
  2. CUGA®7 in vitro siRNA Systhesis Kit
  3. 化学合成siRNA
  4. 化学合成siRNA (Luciferase GL3)

実験データ4 [化学合成siRNAとの比較 (Firefly Luciferase GL3)]

 5×104個のHeLa細胞に対して、pGL3-Control(1µg)、 pRL-TK(0.1µg)と、"Control siRNA duplex, Firefly Luciferase GL3"またはCUGA®7 in vitro siRNA Systhesis Kitで合成したsiRNA(終濃度10nM、1nM、0.1nM)をリポフェクション法を用いて同時導入し、24時間後にルシフェラーゼ活性を測定してRNAi効果を確認した。

どちらも同程度に発現を抑制できている。

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実験データ5 [GFP遺伝子のRNAi実験 (Jellyfish GFP)]

 5×104個のHeLa細胞に対して、pEGFP-N1(1µg)と、CUGA®7 in vitro siRNA Synthesis Kitで合成したsiRNA(終濃度1nM)をリポフェクション法を用いて同時導入し、2日後にGFPの発現を観察した。

siRNA : 1nM Negative Control (H2O)
蛍光はほとんどない きれいに光っている

キット内容

 本製品には下記の試薬およびマニュアルが含まれています。

5反応用キット 20反応用キット
CUGA®7 Enzyme Solution
10 µl×1本
40 µl×1本
5×Transcription Reaction Buffer
40 µl×1本
160 µl×1本
NTP Mixture
60 µl×1本
240 µl×1本
2×Annealing Buffer
40 µl×1本
160 µl×1本
T7 Promoter DNA Oligonucleotide
20 µl×1本
80 µl×1本
DNase Enzyme Solution
20 µl×1本
80 µl×1本
RNase Enzyme Solution
10 µl×1本
40 µl×1本
Digestion Reaction Buffer
40 µl×1本
160 µl×1本
Enzyme Dilution Buffer
10 µl×1本
40 µl×1本
0.1M DTT
20 µl×1本
80 µl×1本
10M Ammounium Acetate
250µl×1本
1mL×1本
Control GL3 siRNA Template
8 µl×1本
16 µl×1本
H2O (RNase-free)
1 ml×2本
5 ml×1本
マニュアル
1部
1部

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