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製品説明

DNA Polymerase l（E. coli）は、鋳型DNA およびプライマー存在下で5´→ 3´方向へのヌクレオチドの重合反応を触媒する酵素です。また本酵素は、一本鎖DNA に選択的に働く3´→ 5´エキソヌクレアーゼ活性と、二本鎖DNA に選択的に働く5´→ 3´エキソヌクレアーゼ活性を持ちます。

起源	Escherichia coli lysogen for NM964（λpolA）
活性	5 ～ 20 units/µl
単位の定義	1 unit は、仔牛胸腺DNA をプライマー/ 鋳型として、37°C、30 分間に10 nmol のデオキシヌクレオチドを酸不溶性沈殿物に取り込む酵素活性とする。
形状	50 mmol/l りん酸カリウム（pH 7.4）, 1 mmol/l DTT, 50%（v/v）Glycerol
酵素反応条件	50 mmol/l Tris-HCl（pH 7.8）, 10 mmol/l MgCl2, 0.1 mmol/l DTT, 50 µg/ml BSA, 37°C 添付の酵素反応専用バッファー（1 ml x 1 本）は酵素反応条件の10 倍濃度およびBSA 溶液（0.5 ml x 1 本）は酵素反応条件の20 倍濃度である。例えば反応容量が50 µl の場合には酵素反応専用バッファーを5 µl とBSA 溶液2.5 µl を加える。
純度	本酵素10 units と1 µg のφX174RF l DNA とを、37°Cで1 時間反応させても、アガロースゲル電気泳動パターンに変化は認められない。

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製品内容

DNA Polymerase ｌ (E. coli) （500 units）

構成品	容量	保存	備考
DNA Polymerase ｌ (E. coli)	500 units	-20°C
10 x DNA Pol. l Buffer	1 ml	-20°C	添付反応バッファーは、酵素反応条件の10倍濃度です。
1 mg/ml BSA solution	0.5 ml	-20°C	添付反応バッファーは、酵素反応条件の20倍濃度です。

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資料 Data Sheet

製品マニュアル

• DNA Polymerase ｌ（E. coli）　製品説明書 (PDF)

SDS(Safety Data Sheet)

• DNA Polymerase ｌ（E. coli）　安全データシート（PDF）

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関連情報

販売終了情報

• 「DNA Polymerase I (E.coli)」（Code No. 312-00951, 318-00953）は、2023年5月に販売を終了いたしました。
• 販売終了情報掲載日：2023年4月6日（掲載終了：2024年予定）

備考

• 本品は試験研究用試薬です。医薬品の用途には使用しないでください。

参考文献

• Kelley, W. S. and Stump, K. H. : J. Biol. Chem., 254, 3206（1979）
• Kelley, W. S., Chalmers, K. and Murray, N. E. : Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 74, 5632（1977）
• Murray, N. E. and Kelley, W. S. : Mol. Gen. Genet., 175, 77（1979）
  

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