GMトウモロコシ CBH351系統検知キット
遺伝子組換えトウモロコシCBH351系統の定性分析
品名 |
Code No. |
包装単位 |
価格 |
備考 |
GMトウモロコシ CBH351系統検知キット |
- |
48テスト用 |
48,300円 |
|
製造元 (株)ニッポンジーン
表示価格は希望納入価格 (税別) です。
製品説明

GMトウモロコシ CBH351系統検知キット
(48テスト用)

GMトウモロコシ CBH351系統検知キット
(48テスト用)
本キットは、LAMP法を利用して遺伝子組換えトウモロコシCBH351系統 (StarLink; 以下、CBH351系統と呼称) の定性分析を行う検査キットです。本キットでは、LAMP法によりCBH351系統ゲノムDNAの一部を増幅し、増幅の有無からCBH351系統の存在を判定します。
操作はきわめて簡便であり、CBH351系統の存在が疑われるトウモロコシ種子から抽出したゲノムDNA溶液をサンプルとして検査溶液に添加し、65°Cに1時間保温するだけで完了します。
判定にはDNA増幅反応の進行を蛍光発色液の発色の有無によって確認する目視判定法を採用しており、DNA増幅反応から検出までを完全閉鎖系 (同一反応チューブ内) で行うため、簡易かつ安全に短時間でCBH351系統ゲノムDNAを検出することが可能です。
特長
簡便な操作方法
トウモロコシゲノムDNAを検査溶液に添加して65°Cで 1 時間温めるだけで検査ができます。
高感度な検査
微量なゲノムDNAからでも正確な判定ができます 。
明確な判定方法
蛍光の発色を採用していますので、簡単に判定できます(下図参照) 。
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陰性 |
陽性 |
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製品内容
GMトウモロコシ CBH351系統検知キット(48テスト用)
構成品 |
容量 |
保存 |
備考 |
検査用チューブ |
48本 |
室温 |
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2x DNA増幅試薬 |
600 μl |
-20°C遮光 |
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酵素液 |
48 μl |
-20°C遮光 |
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蛍光発色液 |
48 μl |
-20°C遮光 |
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陽性コントロール |
30 μl |
-20°C遮光 |
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ミネラルオイル |
1 ml |
-20°C遮光 |
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10x CBH351検出用プライマーセット |
30 μl |
-20°C遮光 |
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10x 内在性SSIIb検出用プライマーセット |
60 μl |
-20°C遮光 |
|
10x CBH351確認用プライマーセット |
30 μl |
-20°C遮光 |
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核酸フリー水 |
300 μl |
-20°C遮光 |
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輸送方法
株式会社ニッポンジーンでは、ドライアイス梱包で製品をお届けいたします。 納品当日、製品を確実にお受取りいただき、到着次第できるだけ早く-20°Cフリーザーにて保存してください。
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使用例
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資料 Data Sheet
製品マニュアル
SDS(Safety Data Sheet)
リーフレット
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関連情報
備考
- 本キットは、LAMP 法を用いて遺伝子組換えトウモロコシCBH351 系統の定性分析を行うための試験研究用試薬です。医療行為及び臨床診断、その他の目的、用途では使用できません。
- 取扱説明書及び検査用チューブ以外の試薬は-20°Cの冷凍庫内に遮光して保管し、購入後6 ヵ月以内に使用して下さい。また、過度の冷却及び試薬の凍結、融解の繰り返しは避けて下さい。
- 本キットを使用する際は、取扱説明書の記載内容に従って下さい。記載内容と異なる使用方法及び使用目的により発生するトラブルに関しましては、株式会社ニッポンジーンでは一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承下さい。
- 本キットの判定結果を他用する際は、必ず使用者の責任の下で行って下さい。キット性能の異常、不良によって発生するトラブルの場合を除き、株式会社ニッポンジーンでは一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承下さい。
- 本キットは試験研究用試薬であり、確定診断を保証しておりません。
- 検査環境の汚染を防ぐため、検査後サンプルのオートクレーブ高圧滅菌処理は避けて下さい。万が一、検査環境に汚染が認められた場合は、2%次亜塩素酸ナトリウム水溶液を染み込ませたペーパータオル等を用いて拭き取りによる汚染除去操作を行って下さい。なお、次亜塩素酸ナトリウムは人体に有害ですので吸入しないようご注意下さい。
- 本キットに含まれている試薬と含まれていない化合物を併用する場合は、使用する化合物の危険性に関して十分な知識が必要です。また、本キットに含まれている試薬に他の化合物を混合しないで下さい。本キットの安全な取扱については株式会社ニッポンジーンホームページ上にて製品安全データシート (MSDS) を公開しておりますので、ご参照下さい。
参考文献
- Dardenne F, Seurinck J, Lambert B, Peferoen M. (1990) Nucleotide sequence and deduced amino acid sequence of a cryIA(c) gene variant from Bacillus thuringiensis. Nucleic Acids Res. 18 (18): 5546
- Lambert B, Hofte H, Annys K, Jansens S, Soetaert P, Peferoen M. (1992) Novel Bacillus thuringiensis insecticidal crystal protein with a silent activity against coleopteran larvae. Appl Environ Microbiol. 58 (8): 2536
- Lambert B, Buysse L, Decock C, Jansens S, Piens C, Saey B, Seurinck J, Van Audenhove K, Van Rie J, Van Vliet A, Peferoen M.(1996) A Bacillus thuringiensis insecticidal crystal protein with a high activity against members of the family Noctuidae. Appl Environ Microbiol. 62 (1):80
- Notomi T, Okayama H, Masubuchi H, Yonekawa T, Watanabe K, Amino N, Hase T. (2000) Loop-mediated isothermal amplification of DNA. Nucleic Acids Res. 28 (12): e63
- Prince AM, Andrus L. (1992) PCR: how to kill unwanted DNA. Biotechniques. 12 (3):358
- T. Matsuoka, H. Kuribara, K. Takubo, H. Akiyama, H. Miura, Y. Goda, Y. Kusakabe, K. Isshiki, M. Toyoda and A. Hino. (2002)
Detection of recombinant DNA segments introduced to genetically modified maize (Zea mays). J Agric Food Chem. 50 (7): 2100
- 松岡猛、栗原秀夫、末藤晴子、三浦裕仁、日下部裕子、穐山浩、合田幸広、一色賢司、豊田正武、日野明寛; (2001) 遺伝子組換えトウモロコシCBH351 系統からの組換え遺伝子の検知法; 食品衛生学雑誌 42 (3): 197
- JAS 分析試験ハンドブック 遺伝子組換え食品検査・分析マニュアル<改訂第2 版> (独立行政法人農林水産消費技術センター)
- 組換えDNA 技術応用食品の検査方法について (厚生労働省)
License
- LAMP 法を用いた遺伝子組換えトウモロコシCBH351 系統検知技術は、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 及び 株式会社ニッポンジーンが特許を保有しています。また、株式会社ニッポンジーンはLAMP 法を用いた遺伝子組換え食品検知キットの製造及び販売を栄研化学株式会社より許諾されています。