Serictor Nuclease(セリクター ヌクレアーゼ)

Serratia marcescens 由来の非特異的エンドヌクレアーゼ
修飾酵素
品名 Code No. 包装単位 価格 備考
Serictor Nuclease 318-09711 30,000 units 39,000円  
 

製造元 (株)ニッポンジーン

表示価格は希望納入価格 (税別) です。

製品説明

Serictor Nuclease(セリクター ヌクレアーゼ)は、Serratia marcescens 由来のエンドヌクレアーゼで、一本鎖・二本鎖、直鎖・環状を問わず、様々な構造のDNAおよびRNAを効率的に分解することができます。

そのため、タンパク質の発現・精製や、細胞懸濁液の調製時に使用することで、細胞破砕後に放出されるゲノムDNAやRNAを分解し、溶液の粘性を効率的に抑えることができ、操作性を向上させることができます。

特長

・さまざまな構造のDNAおよびRNAを分解・Hisタグ付き(TEVプロテアーゼ処理も可能)・Ureaなどの変性剤存在下で活性を維持

用途


起源 遺伝子組換え大腸菌
濃度 300 units/µL
活性定義 1 unitは、サケ精子DNAを基質として、37ºC、pH 8.0において、反応液の260 nmの吸光度を30分間で1増加させる酵素活性とする。(活性測定用反応液組成: 50 mM Tris-HCl (pH 8.0), 1 mM MgCl2, 0.1% BSA, 0.5 mg/mL サケ精子DNA)
純度 ≧ 90% (SDS-PAGE)

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製品内容

Serictor Nuclease
構成品 容量 保存 備考
Serictor Nuclease 30,000 units
(100 μL×1)
-20°C 分子量: 31.0 kDa
形状:20 mM HEPES-NaOH (pH 7.0), 100 mM NaCl, 50%(v/v)Glycerol

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使用例

反応時にはMg2+が必要です。Serictor Nucleaseを添加する溶液中にMg2+が含まれていることを確認してからご使用ください。

本品の使用例や至適条件は、製品説明書(PDF)をご覧ください。

Data 1: 様々な構造のDNAおよびRNAを効率的に分解

Serictor Nucleaseは、非特異的エンドヌクレアーゼです。 一本鎖・二本鎖、直鎖・環状を問わず、様々な構造のDNAおよびRNAを効率的に分解することができます。

上図:各基質とSerictor Nuclease 1 µLを混合し、37℃、10分で反応後、電気泳動した(1% Agarose S、M:OneSTEP Marker 1)。

Data 2: 溶菌バッファー中でのSerictor Nucleaseの効果

細胞抽出物(大腸菌懸濁液)にSerictor Nucleaseを添加し、15分間静置後、遠心分離(500 x g, 2 min.)した。

Serictor Nuclease 無添加の場合、遠心後も上清にもやっとした濁りが見られましたが、Serictor Nucleaseを添加した場合、遠心後の上清は透明になりました。チューブの底に菌体破砕物がパッキングされ、上清も回収しやすくなります。

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資料 Data Sheet

製品マニュアル

SDS(Safety Data Sheet)

リーフレット

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備考

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問い合わせ先

購入に関するお問い合わせ先
富士フイルム和光純薬株式会社および同社代理店・特約店
製品に関するお問い合わせ先
株式会社ニッポンジーン 学術営業課

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