GM quicker 4

加工食品からのDNA抽出キット
品名 Code No. 包装単位 価格 備考
GM quicker 4 316-07791 50回用 54,000円  

製造元 (株)ニッポンジーン

表示価格は希望納入価格 (税別) です。

製品説明

GM quicker 4は、加工食品からのDNA抽出キットGM quicker 3を改良し、加工食品中のDNAの回収率を向上させたキットです。
本キットは、カオトロピックイオン存在下にて核酸がシリカへ吸着する原理を応用しており、フェノールやクロロホルムなどの毒性有機溶媒を使用することなく、食品中に含まれるDNAを回収することが可能です。 本キットで使用するスピンカラムは、一般的な遠心機のローターが使用可能な範囲で、容積を最大限確保しており、シリカ膜は、食品中のDNAを回収するために充分な吸着能を有しています。

本キットによって得られたDNAは、PCR法やLAMP法等の酵素反応に使用することが可能なため、遺伝子組換え食品の検査や、特定原材料検査、食品微生物検査、原材料検査等への適応が期待できます。 

特長

・幅広い種類の加工食品に対応・約2時間で高純度のDNA が抽出可能・抽出操作にフェノールやクロロホルムなどの毒性有機溶媒が不要・抽出したDNA はPCR法やLAMP法等の酵素反応に使用可能

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製品内容

使用回数

DNA 抽出を50 回行うことができます。
試料の種類やサイズによって必要な試薬量が変わります。不足分については単品でご購入下さい。

GM quicker 4 (50回用)
構成品 容量 保存 備考
GE1 Buffer 100 ml x 2 本 室温  
GE2-M Buffer 20 ml x 1 本 室温  
GB3 Buffer 12.5 ml x 3 本 室温  
GW Buffer 40 ml x 1 本 室温 エタノール含有
TE (pH8.0) 10 ml x 1 本 室温  
Proteinase K (20 mg/ml) 1 ml x 1 本 -20°C  
α-Amylase (高濃度品) 0.1 ml x 1 本 -20°C  
RNase A (100 mg/ml) 0.5 ml x 1 本 室温 RNase A を長期間ご使用にならない場合には、冷蔵保存もしくは冷凍保存(-20°C)して下さい。
Spin Column 50 本 x 1 袋 室温 上部パーツ:カラム、下部パーツ:Collection Tube

輸送方法

ニッポンジーンから直送する場合、室温品を入れたキット箱と-20°C品とドライアイスを入れたスチロールボックスを一つの段ボール箱にまとめて入れて常温で輸送しています。

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使用例

プロトコール例

乾燥した食品からのDNA 抽出方法
①凍り豆腐、おから、ゆば ②きな粉 ③大豆いり豆 ④乾燥馬鈴薯 ⑤コーンスナック菓子 ⑥コーンスターチ ⑦ポップコーン ⑧ポテトスナック菓子 ⑨馬鈴薯でん粉

<水分を多く含む食品からのDNA 抽出方法
⑩豆腐類、油揚げ類 ⑪納豆 ⑫豆乳類 ⑬みそ ⑭大豆煮豆 ⑮大豆缶詰、大豆瓶詰 ⑯冷凍とうもろこし ⑰とうもろこし缶詰、とうもろこし瓶詰 ⑱冷凍馬鈴薯

プロトコール1 : 乾燥した食品からのDNA 抽出方法

<①凍り豆腐、おから、ゆば ②きな粉 ③大豆いり豆 ④乾燥馬鈴薯 ⑤コーンスナック菓子 ⑥コーンスターチ ⑦ポップコーン ⑧ポテトスナック菓子 ⑨馬鈴薯でん粉>

1. 50 ml コニカルチューブに1.0 g の破砕試料を秤量し、4.0 ml のGE1 Buffer、10 µlのRNase A、2 µl のα-Amylase および20 µl のProteinase K をそれぞれ添加する。壁面に付着した試料やBuffer をフラッシュ遠心によりチューブの底に集めた後、試験管ミキサーにて良く攪拌する(30 秒間以上)。
2. 30 分間、65°Cで加温し、10 分間毎に試験管ミキサーにて10 秒間最高速で攪拌する。
3. 400 µl のGE2-M Buffer を添加し、試験管ミキサーにて良く攪拌する。
4. 遠心(≧4K x g, 10 分間, 4°C)する。
5. 上清800 µl を新しい 2.0 ml マイクロチューブに移す。
6. 600 µl のGB3 Buffer を添加し、10~12 回チューブを転倒させ、よく混和する。
7. 遠心(≧10K x g, 5 分間, 4°C)し、上清を可能な限り2.0 ml マイクロチューブに回収する。
8. 7. の上清を Spin Column に700 µl 移し、遠心(≧10K x g, 1分間, 4°C)し、濾液は廃棄する。
9. 7. の残りの上清全量を⑧のSpin Column に移し、遠心(≧10K x g, 1分間, 4°C)し、濾液は廃棄する。
10. 600 µl の GW Buffer をSpin Column に添加した後、遠心(≧10K x g, 1分間, 4°C)し、濾液は廃棄する。
11. Spin Column を新しい1.5 ml マイクロチューブに移す。
12. 50 µl のTE(pH8.0)をメンブレン中央に滴下した後、3 分間室温で静置する。
13. 遠心(≧10K x g, 1分間, 4°C)し、濾液を回収する。

プロトコール2 : 水分を多く含む食品からのDNA 抽出方法

<⑩豆腐類、油揚げ類 ⑪納豆 ⑫豆乳類 ⑬みそ ⑭大豆煮豆 ⑮大豆缶詰、大豆瓶詰 ⑯冷凍とうもろこし ⑰とうもろこし缶詰、とうもろこし瓶詰 ⑱冷凍馬鈴薯>

1. 50 ml コニカルチューブに1.0 g の破砕試料を秤量し、1.0 ml のGE1 Buffer、10 µl のRNase A、2 µl のα-Amylase および20 µl のProteinase K をそれぞれ添加する。壁面に付着した試料やBuffer をフラッシュ遠心によりチューブの底に集めた後、試験管ミキサーにて良く攪拌する(30 秒間以上)。
2. 30 分間 65°Cで加温し、10 分間毎に試験管ミキサーにて10 秒間最高速で攪拌する。
3. 200 µl のGE2-M Buffer を添加し、試験管ミキサーにて良く攪拌する。
4. 遠心(≧4Kxg, 10 分間, 4°C)する。
5. 上清800 µl を2.0 ml マイクロチューブに移す。
6. 600 µl のGB3 Buffer を添加し、10~12 回チューブを転倒させ、よく混和する。
7. 遠心(≧10Kxg, 5 分間, 4°C)し、上清を可能な限り2.0 ml マイクロチューブに回収する。
8. 7. の上清をSpin Column に700 µl 移し、遠心(≧10Kxg, 1分間, 4°C)し、濾液は廃棄する。
9. 7. の残りの上清全量を⑧のSpin Column に移し、遠心(≧10Kxg, 1分間, 4°C)し、濾液は廃棄する。
10. 600 µl のGW Buffer をSpin Column に添加した後、遠心(≧10Kxg, 1 分間, 4°C)し、濾液は廃棄する。
11. Spin Column を新しい1.5 ml マイクロチューブに移す。
12. 50 µl のTE(pH8.0)をメンブレン中央に滴下した後、3 分間室温で静置する。
13. 遠心(≧10Kxg, 1分間, 4°C)し、濾液を回収する。

Data 1: 本キットで抽出したDNA の吸収スペクトル

A260 付近に吸収ピークがあることから、本キットで抽出したDNA は純度が高いことが示唆された。

Data 2: PCR による内在性遺伝子の検出

ジャガイモ内在性DNA UGPase オリゴヌクレオチドを用いて、本キットで抽出したポテトスナック菓子由来のDNA 溶液を鋳型としてPCR した。PCR の条件は、以下の通り。95°C, 10 min → (95°C, 30 sec → 60°C, 30 sec → 72°C, 30 sec) x 40 Cycle → 72°C, 7 min

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資料 Data Sheet

製品マニュアル

SDS(Safety Data Sheet)

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関連情報

備考

参考文献

関連製品

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購入に関するお問い合わせ先
富士フイルム和光純薬株式会社および同社代理店・特約店
製品に関するお問い合わせ先
株式会社ニッポンジーン 学術営業課

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