ISOGEN with Spin Column

RNA抽出用試薬
核酸抽出/精製
品名 Code No. 包装単位 価格 備考
ISOGEN with Spin Column 318-07511 50回用 44,000円 医薬用外劇物
ISOGEN with Spin Column 314-07513 10回用 販売中止 2023年5月31日

製造元 (株)ニッポンジーン

表示価格は希望納入価格 (税別) です。

製品説明


ISOGEN with Spin Column 50回用

ISOGEN with Spin Column(アイソジェン スピンカラム付き)は、total RNA抽出用試薬のISOGENと シリカメンブレン内封スピンカラムを組み合わせた製品です。

ISOGENで試料の溶解と液相分離によるRNAの抽出までを行い、夾雑物の除去のため、カオトロピックイオン存在下で核酸がシリカに吸着する原理(Boom technology)を採用した自社設計のスピンカラムを用いることで、より高純度のtotal RNAを約1時間で抽出することができます。

特長

・total RNAを高純度に抽出可能・アルコール沈殿不要・夾雑物の多い植物からも高純度にtotal RNAの抽出が可能

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製品内容

ISOGEN with Spin Column (50回用)
構成品 容量(50回用) 保存 備考
ISOGEN
50 ml x 1 冷蔵(遮光)  
IsoWash I 30 ml x 1 室温  
IsoWash II 30 ml x 1 室温  
TE (pH8.0) 5 ml x 1 室温  
Spin Column 50本 室温  

輸送方法

本品は室温で送付しております。製品到着後、ISOGENは冷蔵(2~10°C)で保存していただくことにより、問題なくご使用いただけます。

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使用例

プロトコール

Data 1: RNA収量の目安

試料
RNA収量の目安
動物組織
0.5 µg RNA/mg tissue
肝臓
3 µg RNA/mg tissue
腎臓
 2 µg RNA/mg tissue
精巣
 2 µg RNA/mg tissue
培養細胞
Jurkat細胞
4 µg RNA/1 x 106 cells
HeLa細胞
4 µg RNA/1 x 106 cells
植物
キャベツ(芽ばえ)
0.3 µg RNA/mg tissue
イネ(葉)
 0.3 µg RNA/mg tissue
ダイズ種子
 0.5 µg RNA/mg tissue
トウモロコシ種子
0.5 µg RNA/mg tissue
キャベツ種子
 0.3 µg RNA/mg tissue
チューリップ球根
 0.2 µg RNA/mg tissue
イネ(籾)
 0.2 µg RNA/mg tissue

 

Data 2: 抽出したRNAの吸光スペクトルと電気泳動結果(従来法との比較)

マニュアル記載のプロトコールに従ってマウス肝臓(50 mg)と凍結粉砕した植物試料(各25 mg)からRNAを抽出し、吸光スペクトルを測定した。並行して、従来法(ISOGEN抽出後にイソプロパノール沈殿で精製)も行った。

動物試料:マウス肝臓 植物試料:チューリップ球根


また、各RNA溶液の吸光値をもとに算出した0.5 µgのRNAをホルムアルデヒド変性アガロースゲルにて電気泳動を行なった。


1% gel Agarose S, EtBr 染色

Lane 1: マウス肝臓(従来法)
Lane 2: マウス肝臓(カラム法)
Lane 3: キャベツ(従来法)
Lane 4: キャベツ(カラム法)
Lane 5: チューリップ球根(従来法)
Lane 6: チューリップ球根(カラム法)
Lane 7: イネ籾(従来法)
Lane 8: イネ籾(カラム法)
M: RNA Ladder (0.125 - 6.0 kb)


動物組織の場合、従来法と同等の高純度RNAが得られた(培養細胞を試料にした場合も同様であった)。 植物試料(特に球根、籾など)の場合では、カラム法(本品)の方が230 nm付近に吸収波長をもつ多糖類などの夾雑物が除かれた純度の高いRNAが得られた。そのことは、電気泳動結果からも確認できる。

 

 

 

 

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資料 Data Sheet

製品マニュアル

SDS(Safety Data Sheet)

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関連情報

販売終了情報

使用上の注意

備考

関連製品

問い合わせ先

購入に関するお問い合わせ先
富士フイルム和光純薬株式会社および同社代理店・特約店
製品に関するお問い合わせ先
株式会社ニッポンジーン 学術営業課

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